酒田市議会 2017-12-21 12月21日-06号
何より大きく変わるのが検定教科書を使うということと、記述での評価になるということの2点です。 もう既に移行期間に入っているので、各校では評価も含めて新しい道徳に取り組んでいると思います。道徳の東北大会で共有した道徳授業や道徳教育について実践しているはずです。
何より大きく変わるのが検定教科書を使うということと、記述での評価になるということの2点です。 もう既に移行期間に入っているので、各校では評価も含めて新しい道徳に取り組んでいると思います。道徳の東北大会で共有した道徳授業や道徳教育について実践しているはずです。
これまでも道徳教育自体はありましたが、今回の学習指導要領の改定で道徳は検定教科書を使って特別の教科として教えることになりました。学習指導要領では徳目を4つの領域に分けて示し、これまでの徳目の価値を考えさせる材料として示すこの段階を超えて、徳目を受け入れることが義務づけられ、絶対的な価値として位置づけられるおそれがあります。
文部科学省では、2018年度からの教科化に向けまして、現在、検定教科書の導入を検討しておりまして、学習指導要領の改訂にも取り組んでいるところでございます。 教科化に伴う課題といたしましては、主に2点あげられると思っております。評価と指導方法でございます。
文部科学省の有識者会議では、道徳の時間を数値評価を行わない特別な教科にし、検定教科書の使用を求める報告書案を公表し、年内にも最終報告書を取りまとめる予定と聞いております。具体的施策についてはこれから議論されると把握しております。既に山形市の小中学校では道徳教育の全体計画を策定し、計画的に指導しておりますが、道徳の教科化決定の有無にかかわらず、今後も道徳教育の充実に努めてまいります。